家電エンジニアの家電豆知識

家電エンジニアYonJの家電の豆知識

マット類の洗濯に注意

玄関マットや足拭きマット、バスマットは洗濯不可の物が多いのですが、みなさん知らずに洗濯機で洗ってしまっていますね。中には知っていても洗っている方も…。

まずは有名メーカーの注意書きを確認してみましょうか。使い方の間違いによって事故につながるような内容は説明書の前半部分、注意書きのところに書かれていることがほとんどです。

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洗濯機取扱説明書注意書き

上から順にシャープ、日立、パナソニック東芝の取扱説明書の注意書きの切り抜きです。

メーカーによって若干差はありますが、どのメーカーも防水性のものはNGです。これは防水性のものが排水の妨げになって水が残ったまま脱水が始まってしまい極端な偏りによる大暴れを防ぐためです。

玄関マットや足拭きマットで裏に防水や滑り止めの加工をしているもがありますよね?あれは確実にNGです。ちなみに、古くなって滑り止めのゴムが剥がれて、本体内部に詰まるなんてこともあります。

日立と東芝の注意書きには「足拭きマットなど厚くてかたいもの」も禁止となっていますね。これは、水を吸収した時に異常に重くなるため極端な偏りによる大暴れを防ぐためです。水を吸収するように作られているため小さいのに異様に重くなるので想定外の偏りが発生してしまうことがあります。

「それでも今まで洗えてたし問題ないでしょ?」とほとんどの方が言うのですが、説明書で禁止しているのには理由があります。洗えているのは、ほとんどが偏りの検知が先に働いて補正に入ってくれるためです。大暴れまで発展するのは本当に稀なパターン。これまで使えていたからと安易に考えているといつか痛い目に遭うかもしれません。

洗濯機が暴れて周りの壁を傷だらけにしたのも見たことがあります。近くにいて洗濯機が倒れてきて怪我をしたり、給水ホースが蛇口から外れて洗濯場が水浸しになることも考えられます。

そんなわけで、明日から厚手のマットや防水加工や滑り止め加工のあるマットは手洗いしましょう。バスマットはお手入れが楽な珪藻土マットがおすすめですよ。