家電エンジニアの家電豆知識

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排水できない!コロナ禍で増えた洗濯機の修理

コロナ禍になってもう1年ですかね。幸い、仕事が減ることもなくやれているのですが、作業中のマスクや接客のやりづらさを考えると、とにかく早く収束して欲しいです。夏にマスクしたまま作業するのは本当に辛かった。

 

まだしばらく続きそうなコロナ禍ですが、コロナ禍になって増えた修理の依頼があります。症状は「排水しない」「排水点検のエラーがでる」「偏りや見直し中の表示が頻繁にでる」といった感じ。

 

原因はズバリ マスク

 

洗って、本体内部に詰まらせてしまう方がちらほらいるんです。コロナ禍以前からよく見かけるのはブラジャーのパットや小銭、子供の靴下とかです。あと貼るカイロもたまに見かけます。

 

気になる修理代金ですが、出張費含めて1万円前後くらいになるのがほとんどです。縦型洗なのかドラム式なのか、機械のどこに詰まっているのかで工賃が変わるのでもっと高くなる場合もあります。そして異物除去などユーザーの使い方に問題がある場合は1年以内のメーカー保証も販売店の長期保証に加入していても保証が適応されません。

 

よく「どうやって本体内部に入り込むの?」と聞かれますが、桶とドラムの隙間です。詰め込み過ぎの場合だと運転中に入っていくことも考えられますが、実はほとんどは洗濯後、衣類を取り出す時に入り込みます。大きめの衣類を掴んで取り出そうとして一緒に引き込まれたものが桶とドラムの間にスッと...。気が付かずに次の洗濯を回すと奥に落ちていきます。

 

予防策は

・マスクなど小物を洗うときは洗濯ネットを使う

・ポケットの中もしっかり確認する

・冬は貼るカイロの剥がし忘れがないかチェックする

・小物が入っているときは取り出し時に注意する

 

では、排水のエラーや偏りや見直し中の表示が頻繁に出た時にどうすればいいか。

ユーザーでできることは、まずは排水溝の点検です(※本体真下にあるなど設置状況によっては難しい場合も)。

排水溝に詰まっていなければ、糸くずフィルター、排水ホースと点検して見てください。

 

どこにも詰まりがなければ本体内部の詰まりか排水関係の部品の故障、偏りの場合はモーター関係の部品の故障も考えられるので諦めて修理の依頼をするしかないですね。修理の依頼をして、エンジニアが訪問するのは早くて翌日、日曜や祝日を挟むと翌々日。エアコンの修理依頼が増える夏場になると1週間待ちなんてこともあります。洗濯物が溜まるし、水が残ったままだと臭いもするので大変ですが....。

 

とにかく異物を詰まらせないようにすることです。気をつけてくださいね。